「なぜうちの子は本番に弱いのか?」手塚一志

3話 なぜ、ほめてはいけないのか?

25話 リスペクトの心をしつけてください

 教えなくて良い・・・のは、スポーツの技術についての話しです。
 もし子どもたちが、道具や仲間や対戦相手を軽んずるような態度を
見せるようなら、しつけをしなければなりません。それは技術以前の
問題です。
 幼い時期には、スポーツの技術よりも先に、人徳を身に付けておく
必要があるはずです。まだ純粋なこの時期だからこそ、周りの人たち
に感謝をする心を養えるのです。

 そしてそのためには、教える≠ニいう行為が必要と考えます。人
として、どんな行いが善いのか悪いのかの分別を教え、いまこうやっ
て平和にスポーツを楽しめるという状況のありがたさに感謝する心を
持つことの大切さを、どうか優しくかつ、厳しく彼らの心に植え付け
てあげてください。


 それと同時に、コーチングを行えることにも敬意を持つべきだと考
えます。あたりまえですが、選手がいなければコーチは必要ないので
す。選手も、善きコーチがいてくれるからこそ、自分の才能を存分に
発揮するチャンスに恵まれるのです。
 どちらが偉いのではありません。共に大切な存在であり、共に尊重
すべき関係なのです。

 チームのコーチや監督がそれを行う場面もあるでしょう。ただでき
ればパパが彼の人生の船頭役として機能してあげて欲しいと考えます。
パパでなければママでももちろんOK。おじいちゃんやおばあちゃんか
ら学ぶ教えも、きっとあることでしょう。こうやって各家庭内で人徳
について教えがあり、チームに入ればそこの指導者からチーム単位の
人の心得を学んでいく。スポーツだからこそできる人間力教育の良さ
だと考えます。

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