「なぜうちの子は本番に弱いのか?」手塚一志

3話 なぜ、ほめてはいけないのか?

21話 メカニズムはまだ解明途中

 スポーツの技能を向上させる目的で、指導者や大人が子どもに上手
になる方法を教える≠ニいうやり方の問題点を紹介してきました。
でもこれで終わりではありません。この教える方法には、さらなる落
とし穴が待っています。
 たとえば、その教え自体が間違っている≠ニいうケースもこれに
あたります。まじめな子どもほど、大人の言うことを真に受け、疑わ
ず、揉まずに取り入れようとします。それはかりにその上達方法が間
違っていたとしてもです。彼らは一心不乱にその間違った練習を繰り
返し、妙なクセを染み込ませ、二流の技能で安定してしまうケースが
少なくないのです。

 ボク自身もそれを体験した一人の少年です。ボクが最初に経験した
チームスポーツはサッカーでした。もちろん、幼いころから野球ごっ
こにどっぷり浸かって遊んでいました。ただ、通っていた田舎の小学
校に野球チームがなく、5年生と6年生の少年サッカースクールに入
る以外選択肢がなかったのです。ちなみに、現在上達屋のユニフォー
ムで付けている23の番号は、そのサッカーチームではじめてもらった
愛着のある番号です。


 そこでいろいろなことを教わりましたが、その中で後になってまち
がいだったということに気付きます。
 その一つが「インサイドキック」の仕方。当時キックする足はあら
かじめ90度開きスパイクの内側を振り込んでボールをキックするよう
教わり、ゲームでもそうやっていました。
 ところが、実際のプロ選手の動きを見るとそうやっていないのです!
もちろんスパイクの内側で蹴ることはかわりありません。違いがあっ
たのは、足をあらかじめ開いてはいなかった≠ニいう点です。


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