今回出張コーディネートをご依頼いただいたのは、市のテニスの大会にエントリーして活躍していらっしゃるテニスプレーヤーの佐久間さんとテニス仲間のみなさんです。
BOSSのテニスマガジンでの連載が始まって以降、テニスプレーヤーの方が上達屋にお越しいただくことが増えてきています。今回初めて、実際にテニスコートでの出張コーディネートに伺いました。
[今回のテーマ]
今回のコーディネートを行うにあたり、みなさんの掲げたテーマは「フォアハンドとサーブのレベルアップ」でした。
みなさんにお話を伺ってみるとサーブで悩んでいるテニスプレーヤーの方は多いとのこと。サーブの球速を上げたい、キレを上げたい、腕の使い方の悩みなど僕らがいつも接することが多い野球選手の悩みに共通するものがありました。
[コーディネートの流れ]
はじめにクオ・メソッド、ジャイロ400を体感していただきました。
初めて上達屋ドリルを体感したみなさんからは「こんな動き初めて」「下半身がこんなにキツイのか!」という声をいただきました。
クオ・メソッド、ジャイロ400があらゆる種目の「技」を磨くだけでなく、筋力・スピード・パワーを高める「体」 さらには精度の高い身のこなしをするための集中力を高める「心」にまで効く、まさに「心技一体」を実現するドリルだとあらためて再確認しました。
リズムよくボールを投げ込んでいくうちに腕がムチのようにしなってきていました。ジャイロ400をやりきった後は、ハードさのあまり座り込んでしまう方も!
その後、実際にフォア、サーブを打っていただき、ドリル前のボールの違いや感覚の違いを確かめました。ドリルを行う前と後のフォアハンドやサーブのキレが変化しているのが僕の目からも感じることができました。
[コーディネート後の感想]
帰宅後に映像で見返してみたのですが、フォアハンドに関しては、明らかに スイングスピードが上がっていることが確認できました。
骨盤主導の動きの改善、腕の脱力のエクササイズのおかげて、腕のしなりを生むことが できているからだと思います。
エクササイズをレクチャーして頂いてまだ日は浅いですが、「骨盤を操る感覚」が 日に日に繊細になってきている感覚があります。 これから継続して取り組んでいきます。
[出張コーディネートを終えて]
今回のコーディネートを担当させて頂いて、 基本の身のこなしというのがいかに大切かということと、それを身につけるには骨盤力(クオ・メソッド)がテニスプレーヤーにもとても強力なサポーターになるということを強く感じました。
今回、数多くのドリルや身のこなしを高める意識、イメージ方法をお伝えしました。 短期間でコツを掴めるところとじっくり時間をかけてカラダに落し込まれていくところがあります。これからの練習で磨き込むことでみなさんのプレースタイルに合わせて「骨盤力」がフィットし、パフォーマンスを高めてくれると信じています!
みなさんのテニスコートで躍動する姿が楽しみです!